東京2020オリンピック開催まで残り16日!
本日から実施競技を1競技ずつ紹介していこうと思います。
第一弾は「アーチェリー」について紹介していきます。
「アーチェリー」と聞くと2004年に行われたアテネオリンピックにおいて男子個人で銀メダルを獲得した山本博選手を思い出される方が多いのではないでしょうか。
当時41歳で高校教論だった山本選手が銀メダルを獲得したことで「中年の星」としてとても話題になりましたね。
また、2012年のロンドンオリンピックでは男子個人の古川高晴選手が銀メダル、女子団体では銅メダルを獲得したことをきっかけに注目度が上昇しています。
古川選手は今回の東京オリンピック代表にも選ばれているのでとても注目が集まっています。
では、「アーチェリー」ってどんな競技なのでしょうか。
「アーチェリー」とは、的を狙って弓で矢を放ち、得点を競う競技です。
屋外の地面が平坦な射場で行うターゲットアーチェリー、森や山などで行われるフィールドアーチェリー、室内で行われるインドアアーチェリーなど競技の種類は様々あるのですが、オリンピックではターゲットアーチェリーが実施されます。
オリンピックでは70m離れた場所から直径122cmの的に向かい、制限時間20秒以内に試技を行います。
え、そんな遠いところから射つの?って思いますよね、、、
ちなみに70mは大体路線バス7台分です(汗)イメージしてみてください、、、、、
的は中心から外側に向かって得点帯が並んでいて、中心が10点と一番高く、外側に行くほど9点、8点と1点ずつ低くなっていき、一番外側は1点、1点の外側は0点となります。
最高点の10点の場所は直径12cmの円となるそうでこの大きさはCDと同じ大きさ!!!
距離と標的の大きさを6分の1にして表してみると、、、、、
「10m以上先にある1円玉を狙う感じ」とのことです!
当たるイメージが全く湧きません(汗)
的はこんな感じになってます。
【ルール】
64人の選手で予選を行いランキングを決めます。
1人72射放ち、合計得点で1位から64位までの順位を決定します。
そこから、1位対64位、2位対63位、、、、とトーナメントにおける対戦相手が決まっていきます。
1対1で行われるトーナメントでは、1射ずつ交互に射ち、6ポイント先取で勝利となります。
1セット3射30点満点で得点の高いほうの選手に2ポイント入ります。
引き分けの場合はそれぞれに1ポイントが入ります。
最大5セットまで行い、両者5ポイントの引き分け時は、シュートオフ(対戦する選手が1射ずつ射ち、得点に差がついた時点で勝敗を決める)を行い勝者を決定します。
男女個人戦の他にも団体戦と混合団体戦の5種目が実施されます。
この人間離れした最高級の技術、心を乱すことなく集中をする並外れた精神力、とてつもなく張りつめるような緊張感、などなど魅力たっぷりの「アーチェリー」を皆さんで応援しましょう!
【代表選手】
(男子)
河田悠希選手
武藤弘樹選手
古川高晴選手
(女子)
中村美樹選手
山内梓選手
早川漣選手
【会場】
夢の島公園アーチェリー場
【日程】
7/23(金)~7/31(土)
最後までご覧いただきありがとうございました。
明日も引き続きアップするので宜しくお願い致します。
がんばれニッポン!
コメント