東京2020オリンピック開催まで残り8日!
本日は「フェンシング」を紹介していきます。
2008年の北京大会で日本に初の銀メダルをもたらした太田雄貴さんが、引退後に日本フェンシング協会の会長を務め、改革を進めてきました。そんな中最近、「百獣の王」こと武井壮さんに会長をバトンタッチしたことが大きな話題となり、大注目のフェンシング!いったいどんな競技なのでしょうか?
1896年の第1回アテネ大会から、毎回公式種目として実施されています。
2人の選手が向かい合い、片手に持った剣で互いの有効面への攻防を展開します。
【種目】(男女個人・団体)
「フルーレ」:剣の長さ110cm以下、重さ500g以下。攻撃は突きのみ。3種目の中で最も柔らかい。
有効面はメタルジャケットをつけた胴体部分のみ。
「エペ」:剣の長さ110cm以下、重さ770g以下。攻撃は突きのみ。フルーレよりは硬い。
有効面は全身。
「サーブル」:剣の長さは105cm以下、重さ500g以下。つばの部分に大きなガードが付いているのが特徴。
攻撃は突きと斬り。有効面は頭、腕を含む腰から上の部分。
種目によって得点となる有効面が異なり、剣の長さや重さなど細かな規定があります。
判定は電気審判器で行い、有効面に突きや斬り(サーブルのみ)が決まると、赤や緑のランプが点灯します。
個人戦は、3分×3ラウンドで、15点先取した方が勝ちです。
団体戦は1チーム3人による総当たり戦で3分×9ラウンド行い、45点先取または9ラウンドまでの得点の多い方が勝利となります。
「フレール」と「サーブル」では、優先権(攻撃の権利)がある状態ではないと得点にならない。
先に腕を伸ばして剣先を相手に向けたり、先に前進したり、剣をたたいた選手が優先権を獲得する。
対戦者は相手の剣を払ったり、たたき返すことで優先権を奪い返すことができる。
この優先権の奪い合いも見どころの1つです。
注目選手は、2019年度に日本人初の世界ランキング1位になった男子エペの見延和靖選手、現在世界ランキング4位の山田優選手。共に金メダルへの期待がかかります。
【代表選手】
▽男子サーブル
吉田健人選手
ストリーツ海飛選手
島村智博選手
徳南堅太選手(団体戦リザーブ)
▽男子エペ
山田優選手
見延和靖選手
加納虹輝選手
宇山賢選手(団体戦リザーブ)
▽男子フルーレ
敷根崇裕選手
西藤俊哉選手
松山恭助選手
永野雄大選手(団体戦リザーブ)
▽女子サーブル
江村美咲選手
田村紀佳選手
青木千佳選手
福島史帆選手(団体戦リザーブ)
▽女子エペ
佐藤希望選手
▽女子フルーレ
上野優佳選手
東晟良選手
東莉央選手
辻すみれ選手(団体戦リザーブ)
【会場】
幕張メッセBホール
【日程】
7/24(土)〜8/1(日)
最後までご覧いただきありがとうございました。
明日も引き続きアップするので宜しくお願い致します。
がんばれニッポン!
コメント